病院のかかり方について

 

診療所と病院の役割

診療所と病院は、名称が違うだけでなく機能や役割が違います。上手に受診するためにも、機能と役割の違いについて知りましょう。

大きく分けると、診療所は「外来」、病院は「入院」という主な機能分担があります。病院では、重篤な入院患者さんへの対応をしていますので、夜間や休日などに緊急性のない軽症の外来患者の方が多く受診しますと、病院に勤務する医師の疲労が増大し、そうした重篤な患者さんの対応が充分できなくなってしまうことが危惧されています。

かかりつけ医を持ちましょう!

病院に勤務する医師の疲労を防ぐには、診療所と病院の機能の違いを知っていただき、上手に受診することが大切です。まずは、日常的な診療や健康管理など気軽に相談できて、じっくりと診療してもらえるかかりつけ医(身近な診療所や小さな病院)を持ちましょう。

  • 待ち時間が短く、受診の手続きも簡単で、じっくり診察してもらえます。
  • 風邪などの軽症の病気の際に、かかりつけ医は大変便利です。
  • 精密検査や専門的な治療、入院が必要な場合は、適切な病院を紹介してもらえます。 かかりつけ医からの紹介状を持参すると、大きな病院でもスムーズに受診することができます。

※舞鶴医療センターと舞鶴共済病院の内科(初診外来)では、紹介外来制が実施されており、かかりつけ医の「紹介状」が必要です。(救急など緊急性の高い場合は対応)

コンビニ受診を控えましょう!

※コンビニ受診とは
外来診療をやっていない時間帯に、緊急性のない軽度の症状であっても、自分の都合に合わせて日中の一般診療と同じような感覚で病院の救急外来を受診することで、勤務医の疲弊の原因となっています。できるだけ通常の診療時間内に受診しましょう!